職場にも馴染み、手際よく仕事をこなせるようになった中堅看護師のみなさんへ。
やっと冷静に周囲を見渡せるようになると、今まで感じなかった悩みや疑問がふつふつと湧きあがって来るものです。上司や先輩看護師からは監視されているように感じ、後輩看護師の指導には頭を悩ませる。せっかく仕事に慣れたと思っていたのに、気がつくと新たな壁にぶち当たっている。そんな、中堅看護師さんにオススメの「処世術」のポイントをまとめてみました。
仕事でも、プライベートでも、なぜか他人のことって良く見えるときがありますよね。最近ではFaceBookなどの影響によって、他人の情報を手軽に知ることができます。そうなると、ますます他人のことが「うらやましく」感じてしまい、つい自分と比較してしまいます。しかし、他人と比較することはネガティブな思考に陥りやすく、あまりメリットはありません。他人と比較して気持ちがモヤモヤしないために、3つのステップを覚えておきましょう。
中堅看護師になると上司から指導されることがなくなり、自分よりも後輩の看護師を指導する立場になります。看護師の仕事はミスや失敗が許されないので、つい後輩が心配になってジロジロと見て監視の目を光らせたくなります。しかし、たとえ後輩看護師であっても、相手をジロジロとみることは逆効果なのです。あなただって、上司からジロジロと見られていると仕事がやりにくいと感じませんか?そのため、後輩看護師を信じてある程度自由にさせてあげることが必要です。
あなたは部下や後輩が失敗をしたときに、思わず「カーッ!」と頭に血がのぼった状態で、激しく叱責してはいませんか?もし少しでも心当たりがあるなら、この叱責方法は、あまり効果的とは言えません。こんなときは、まずあなたが冷静になることが大切なのです。
最近の人は、他人とコミュニケーションを取ることが苦手だと言う人が多いようです。そんな人にオススメなのが、阿川佐和子さんの著書『聞く力-心をひらく35のヒント』です。あなたも「聞き上手」になって、コミュニケーション能力を高めましょう!
転職をすると、新しい職場に馴染めるだろうかと、心配になりますよね。こんなときは、どんなにキャリアがあったとしても、謙虚でいることが大切です。新人看護師になった気持ちで、新しい職場の上司や先輩看護師の言うことを素直に聞くようにしましょう。